下東史明
第1回 横から、上から、または並べて。
車体のイロに注目した、まったくあたらしい発想の鉄道本『トレインイロ』が、今回、電子書籍になりました。これを記念して、著者の下東史明さんに、イロとモノの見方についてのエッセイを寄稿いただます。見慣れたモノも、ちょっと違う角度から見てみると…? お楽しみください!(編集部)
『トレインイロ』
書籍版:
朝日出版社ウェブサイト|Amazon|honto|ジュンク堂書店|紀伊国屋書店|楽天ブックス
電子書籍版:
honto|楽天ブックス|BookLive|E-hon|ebookjapan | 紀伊国屋書店
★『トレインイロ』の壁紙ダウンロードできます。
http://www.asahipress.com/event/train.html
(全部で8種類。サイズはすべて1024×768ピクセル)
『トレインイロ』
書籍版:
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電子書籍版:
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★『トレインイロ』の壁紙ダウンロードできます。
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(全部で8種類。サイズはすべて1024×768ピクセル)
このたび電子書籍になった拙著『トレインイロ』は、鉄道車両を横から見て抽象化していましたが、車両に限定せず対象を拡げれば、モノ一般は、横からだけでなく、もっと数多くの方向から見直すことができます。
見る方向・角度でガラリと見え方が違ってくるという事態は、誰でも経験していることなのです。僕たちは、知らず知らず、モノの一面だけを見てしまいがちであることを、いくつかの事例を通してご覧に入れたいと思います。
Aは皆さん、何に見えますか?
A |
多くの人はダーツもしくはルーレットと見たと思います。
次にBをご覧ください。
B |
スイカかな?と思われた方が多いのではないでしょうか。
では次のCはどうでしょう?
C |
これもスイカを抽象化したものです。
横に並べてみましょう。C'です。
C' |