11.26.2014

イロイロイロ|第2回


下東史明

第2回 イロイロ違いとモノ違い

車体のイロに注目した、まったくあたらしい発想の鉄道本『トレインイロ』が、今回、電子書籍になりました。これを記念して、著者の下東史明さんに、イロとモノの見方についてのエッセイを寄稿いただます。このイメージはいったい何…? 第2回です。お楽しみください!(編集部)

『トレインイロ』
書籍版:
朝日出版社ウェブサイトAmazonhontoジュンク堂書店紀伊国屋書店楽天ブックス
電子書籍版:
honto楽天ブックスBookLiveE-honebookjapan | 紀伊国屋書店
★『トレインイロ』の壁紙ダウンロードできます。
http://www.asahipress.com/event/train.html
(全部で8種類。サイズはすべて1024×768ピクセル)

前回は三つの事例とともに、モノ一般を「正面以外から」「複数並べて」見ることの面白さについてご覧に入れました。
今回は図形のレイアウトを同じにしたまま色を変えるだけで、イメージが浮かぶ形象も変わる事例についてご紹介します。

正確な比率ではありませんがAは日の丸を抽象化したものです。


A


円の色を金色に、周囲を赤色に変換するとBになります。


B


これは一体、何でしょう。